祇園祭

7月第三日曜日を含む
金・土・日に斎行
 
 日曜日、午後9時から境内では、若者たちの熱気あふれる力がぶつかり合う神輿合わせ。    土曜日、午後10時より、御旅所に納まった神輿の前で神楽が奉納されます。


 
祇園祭の最終日、三体の御輿が40分おきに境内に入場し、本殿の周り、広場を練り歩き、時として御輿と御輿の勇壮なぶつかり合いが繰り広げられる。数万人にふくれあがった参拝者は、素盞嗚命の御霊の乗り移った御輿の動きを固唾をのんで見守り、境内は興奮のるつぼと化す。

     
担守
(かつぎまもり)

このお守りは神輿の担ぎ棒から作製致しました。
担ぎ手の熱い思いが込められております。
  縁起を担ぐ(かつぐ)
  地域を担う(になう)
 
そんな思いを込めて

無言の神事
三体の御輿が神楽殿に納められて、小一時間後、あれほど賑やかだった境内は、ひっそりと静まり、本殿で不思議な祭が始まる。
吉備津神社より宮司と禰宜が参拝する。昔は白馬に乗って参拝したという

神前にお膳を五台作って、宮司・禰宜・祭員が大床の所定の座について待つ。
神前の五つのお膳、一台は神様、残る四台は素盞嗚神社と吉備津神社の各宮司・禰宜の膳である。そして、その右に一膳ひねり御供という円錐形にむすんだおにぎりが、平年は二十四ケ閏(うるう)年には二十五ケが供えられる。又左はしには三つ重ねの盃と提子が置かれる。
お膳のお供物は、中央に、右上にナギ(水田に生える雑草)、左上に胡瓜三切れ(斜めに切った物)、右手前に月御供、左手前にイリコ三匹

吉備津神社の宮司と禰宜は、祝詞に御幣十二本(閏年には十三本)と梅のすはえ(まっすぐに細く伸びた若い小枝)で作った箸を持って参拝する。まず本殿前で手水をすませ、本殿に参進する。大床に着座している宮司・禰宜・祭員には一切無言で、神前に進み、ひねり御供と、御酒を供えて神事にうつる。
神事ののち、
素盞嗚神社の宮司と吉備津神社の宮司、禰宜と禰宜が相対して座す。
次に祭員二人が神前に進み、中央の神様のお膳を残して、四つのお膳を四人の前に運び、次に盃と提子の膳を持って下がり、宮司と宮司、宮司と禰宜の間で三々九度の盃を交わす。
祭典が終了するのは午前一時を過ぎてである。
この無言の神事が、いつ頃から、何故両社の間で行われるようになったのか、はっきりとはわかりませんが、吉備津神社の分霊を疫隈社(素盞嗚神社)の領地に社殿を造営したおり、吉備津神社より挨拶が行われたと伝わっております。